
日本語学習者が最初に出会う基本動詞のひとつに「働く」があります。発音や意味はシンプルですが、似た言葉や誤用も多いため、学習者の理解を深めることが大切です。職場でのコミュニケーションに重要なこの動詞をわかりやすく説明します。
問題
「働く」の 読み方は?
問題:「働く」の正しい読み方は何ですか?職場で使う頻度も高いため、正確に読み書きできることが重要です。
- かく
- はなす
- はたらく
- かう
正解
正解: はたらく(hataraku)-意 味:「働く」は「はたらく」と読み、「働く」は仕事や労働をすることを指します。
なぜこの答え?
「働く」は漢字「働」で、「にんべん(人偏)」と「動」の組み合わせです。人が動く=仕事をするという意味合いが込められており、動詞グループ1に属します。学習者には、「かく」「はなす」「かう」といった他の動詞と混同しやすいですが、「はたらく」は仕事や労働するときの動詞です。特にベトナム人やインドネシア人学習者は音読時に「かく」や「はなす」と間違えやすい傾向がありますので注意が必要です。
指導のコツとしては、職場での「働く」の使われる場面を具体例とセットで教え、発音練習を繰り返すことが効果的です。さらに「働きます」「働いています」などの活用形に慣れることも重要です。
他の選択肢が違う理由
- かく(書く):書くは「かく」と読み、「書く」は文字を書くこと。例:「毎日日記を書きます。」(まいにち にっきを かきます。We write diary every day.)
- はなす(話す):話すは「はなす」と読み、話す・話をする意味。例:「友達とはなします。」(ともだちと はなします。I talk with my friend.)
- かう(買う):買うは「かう」と読み、物を買う意味。例:「スーパーで買い物をします。」(スーパーで かいものをします。I shop at the supermarket.)
例文
- 毎朝8時から5時まで働きます。 (まいあさ はちじから ごじまで はたらきます。I work from 8 a.m. to 5 p.m. every day.)
- 工場で機械を使って働いています。 (こうじょうで きかいをつかって はたらいています。I am working using machines in the factory.)
- 働くことは大切です。 (はたらくことは たいせつです。Working is important.)
- 休日も働くことがあります。 (きゅうじつも はたらくことが あります。Sometimes I work even on holidays.)
会話例
A: 今日も長く働きましたね。 (きょうも ながく はたらきましたね。You worked long hours today, didn’t you?)
B: はい、忙しかったです。でも頑張りました。 (はい、いそがしかったです。でも がんばりました。Yes, I was busy. But I did my best.)
A: 明日も働くのは大変ですね。 (あしたも はたらくのは たいへんですね。Working tomorrow again must be hard.)
B: そうですね。でも、仕事が好きです。 (そうですね。でも、しごとが すきです。That’s right. But I like my job.)
使う場面
- 職場で勤務時間や仕事内容について話すときに使う。
- 工場やコンビニ、介護の現場などで日常的に使われる。
- 求人広告や会社の案内、労働契約書などにも頻出する。
- 日本人同僚との会話で「働く」を使って自分の状況や予定を伝える。