
『やすみは ほんを よんだり えいがを みたり します。』のような文で使う『〜たり』は、日本語の初級学習者にとって大切な文法です。しかし、母語の影響で間違えやすいポイントもあります。この記事では、なぜ『だり』が正解なのか、似た表現との違いを丁寧に説明し、学習者が日常会話で使いやすくなるように解説します。
問題
やすみは ほんを よん _ えいがを みたり します。
問題文「やすみは ほんを よん_ えいがを みたり します。」の空欄にはどんな言葉を入れますか?この文は、休みの日に行う行動をいくつか挙げています。適切な文法形式を選ぶ必要があります。
- ても
- だり
- ながら
- たり
正解
正解は「だり」です。これは動詞のた形に「り」をつけ、「〜たり〜たりする」という形で複数の動作や状態を並べて述べる文法です。漢字は通常用いません。例:読んだり、見たり。
なぜこの答え?
「〜たり〜たりする」は、複数の動作や状態を例示的に挙げ、断定やすべてを表すのではなく「〜したり〜したり」という不特定の並列を表します。テレビを見る、散歩をする等、日常生活の活動を並べて伝えるときに頻出です。日本語の動詞のた形+りで作るため、選択肢の中で正しいのは「だり」「たり」ですが、正しくは「だり」になります。母語が違う学習者は混同しやすく、この点を丁寧に指導することが大切です。
他の選択肢が違う理由
- ても(ても):「〜ても」は「〜しても」の意味で、譲歩を表します。例:雨が降っても行きます。(あめがふってもいきます。たとえ雨が降っても行く。)
- ながら(ながら):「〜ながら」は同時に二つの動作をする時に使います。例:音楽を聞きながら勉強します。(おんがくをききながらべんきょうします。)
- たり(たり):「たり」は形が正しいが、「だり」と文中で使う場合、「よんだり」の形が必要です。
例文
- 休日はテレビを見たり、散歩したりします。 (きゅうじつはてれびをみたり、さんぽしたりします。休みの日はテレビを見て、散歩をします。)
- 仕事が終わったら、友達とご飯を食べたり、カラオケに行ったりします。 (しごとがおわったら、ともだちとごはんをたべたり、からおけにいったりします。仕事が終わった後は、友達と食事をしたり、カラオケに行ったりします。)
- 休みの日は本を読んだり、映画を見たりしてリラックスします。 (やすみのひはほんをよんだり、えいがをみたりしてりらっくすします。休日は本を読んだり映画を見たりしながらリラックスします。)
- 週末は掃除をしたり、買い物に行ったりします。 (しゅうまつはそうじをしたり、かいものにいったりします。週末は掃除をしたり買い物に行ったりします。)
会話例
A: 休みの日は何をしますか? — やすみのひはなにをしますか?・What do you do on your days off?
B: 本を読んだり、映画を見たりします。 — ほんをよんだり、えいがをみたりします。・I read books and watch movies.
A: それはいいですね。どんな本を読みますか? — それはいいですね。どんなほんをよみますか?・That’s nice. What kind of books do you read?
B: 小説やマンガを読みます。 — しょうせつやまんがをよみます。・I read novels and manga.
使う場面
- 日常的な複数の行動を列挙する際に使う。
- 同時でなくても良いが、不特定の順序で行われることを表す。
- 仕事やプライベートでよく使われ、日本での会話で頻出。
- 動詞のた形+りとして形を作ることが肝要。