
「でしょう」はJLPT N4で習う推量の助動詞で、未来の予測や推測を表します。ベトナム人やインドネシア人学習者は、似た意味の「つもり」や「ばかり」と混同しやすい単語の一つです。この記事では、彼らのつまずきやすいポイントと効果的な教え方をまとめました。
問題
あしたは はれる _。
問題:あしたは はれる _。この文の正しい選択肢を選びましょう。文末の表現で未来の状況を予測する表現として「でしょう」が適切です。実際の生活で天気予報や話し言葉でよく使います。
- ところ
- でしょう
- ばかり
- つもり
正解
正解は2の「でしょう」です。「でしょう」は推量の助動詞で、確信はないが可能性が高い未来や現在のことを話すときに使います。ローマ字読みは“deshou”、漢字はあまり使いませんが推量の意味です。
なぜこの答え?
「でしょう」は、話し手の推測や予測を丁寧に伝える助動詞です。例えば「あしたは はれるでしょう」は「明日は晴れると思いますが、確実ではない」という意味になります。技能実習生は「つもり(意図)」や「ばかり(時間や程度)」と混同しやすいため、用法の違いを明確に教える必要があります。漢字を使わないことも多いですが、「多分」や「推量」という意味で覚えると理解が進みます。また、語尾に付いて柔らかい推量を表すため、会話や天気予報など日常生活で非常によく使われます。
他の選択肢が違う理由
- 1. ところ(tokoro)- 場所や時間の一点を表します。例:今、食べるところです。(いま、たべるところです。)= 今食べている最中です。
- 3. ばかり(bakari)- 量や時間がほとんどを示す。例:ごはんを食べたばかりです。(ごはんをたべたばかりです。)= 食べた直後です。
- 4. つもり(tsumori)- 意志や計画を表す。例:明日、行くつもりです。(あした、いくつもりです。)= 行く計画がある。
例文
- 明日は雨が降るでしょう。 (あしたはあめがふるでしょう。) 明日は雨が降ると予測しています。
- 今夜は寒くなるでしょう。 (こんやはさむくなるでしょう。) 今夜は寒くなるかもしれません。
- 彼は仕事を終わらせるでしょう。 (かれはしごとをおわらせるでしょう。) 彼は仕事を完了するだろう。
- この電車は遅れるでしょう。 (このでんしゃはおくれるでしょう。) この電車は遅延する可能性が高い。
会話例
A: あしたの天気はどうですか? — 明日の天気について尋ねています。
B: あしたは晴れるでしょう。 — 明日は晴れると推測して答えています。
A: 本当ですか?雨じゃないですか? — 確認の質問をしています。
B: いいえ、天気予報で晴れるでしょうと言っていました。 — 天気予報に基づいて回答。
A: よかった。洗濯できますね。 — それを聞いて安心しています。
B: はい、干すのは大事ですから。 — 洗濯物を干す重要性を話しています。
使う場面
- 天気予報や自然現象の予測を伝えるときに頻出。
- 相手に丁寧に未来や状況を推測して伝える際に使う。
- 確定していない情報について述べるとき、特に会話やニュースで。
- 実習現場や生活での会話で、「~でしょうね」「~でしょうか」もよく使われる表現。