に先立つの意味と使い方|JLPT N2 学習者向け解説

に先立つの意味と使い方|JLPT N2 学習者向け解説

「に先立つ」はJLPT N2でも出題される重要表現です。ベトナム人やインドネシア人実習生が「に先立つ」と似た表現と混同しやすいので注意が必要です。仕事や日常で使う場面も多いため、正しい意味と使い方を理解しましょう。

問題

かいぎ _ て、しりょうを くばる。

問題:文「かいぎ _ て、しりょうを くばる。」に当てはまる正しい語句はどれか。仕事の場面で動作の順序を正確に表すために重要です。

  1. にさきだっ
  2. にくわえ
  3. において
  4. にそっ

正解

にさきだっ(に先立つ):「~に先立って」は「~の前に」という意味で、ある行事や動作が行われる前のことを示します。この文では「会議に先立って資料を配る」が正しい語順です。

なぜこの答え?

「に先立つ」は「先」(さき、前)と「立つ」(たつ、成り立つ)から成り、「ある行事の『前に』」を強調します。ビジネス文書や公式な場面で頻出し、「準備や前段階の行動」を指す表現です。実習生は「において」や「に加え」と混同しがちですが、「に先立つ」は時間的な先行を表し、「において」は場所や状況を、「に加え」は付加的な要素を示します。教える際は動詞の働きと意味の違いを具体例とともに示すことが重要です。

他の選択肢が違う理由

  • にくわえ(に加え) – 「~に加え」は『~に加えて』の意味で、追加説明に使う。例文:「新しい仕事に加え、研修もあります。」(あたらしいしごとにくわえ、けんしゅうもあります。)『Công việc mới còn kèm theo đào tạo.』
  • において – 「~において」は場所や範囲を表す。例文:「工場において安全が第一です。」(こうじょうにおいてあんぜんがだいいちです。)『An toàn là trên hết tại nhà máy.』
  • にそっ – 存在しない、誤用。

例文

  1. 会議に先立って資料を準備します。 (かいぎにさきだってしりょうをじゅんびします。) Tôi sẽ chuẩn bị tài liệu trước cuộc họp.
  2. 試験に先立ち説明会を行います。 (しけんにさきだちせつめいかいをおこないます。) Trước kỳ thi sẽ tổ chức buổi giải thích.
  3. 新店舗オープンに先立ちスタッフ研修があります。 (しんてんぽおーぷんにさきだちすたっふけんしゅうがあります。) Trước khai trương cửa hàng mới sẽ có đào tạo nhân viên.
  4. イベントに先立って安全確認をしてください。 (いべんとにさきだってあんぜんかくにんをしてください。) Trước sự kiện hãy kiểm tra an toàn.

会話例

A: 今日の会議の資料は配りましたか? — Bạn đã phát tài liệu cho cuộc họp hôm nay chưa?
B: はい、会議に先立って配りました。 — Vâng, tôi đã phát trước khi họp.
A: 会議の前に準備するのは大切ですね。 — Chuẩn bị trước cuộc họp rất quan trọng.
B: そうですね。先立って準備しておくことでスムーズに進みます。 — Đúng vậy. Chuẩn bị trước giúp mọi việc diễn ra suôn sẻ.

使う場面

  • 会議や打ち合わせの資料配布や準備段階で使われる。
  • イベント開始前の説明や注意を促す場面で登場。
  • ビジネス文書やメールの丁寧表現としてよく利用。
  • 実習生への指示や報告など仕事の流れ説明に役立つ。
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