「もらう」の使い方と間違えやすいポイント|JLPT N4

「もらう」の使い方と間違えやすいポイント|JLPT N4

「もらう」は「もらい」の形で使われ、誰かから物や行為を受け取ることを表します。技能実習生や特定技能の学習者には「あげる」「くれる」「やる」との違いが非常にわかりにくく、よく混同されるポイントです。この記事では、その理由や指導方法を説明します。

問題

わたしは せんせいに ほんを _ ました。

問題:わたしは せんせいに ほんを _ ました。どの言葉が正しいか?職場での会話や日常生活で「もらう」を正しく理解することは不可欠です。

  1. くれ
  2. あげ
  3. やり
  4. もらい

正解

正解は「4. もらい」です。「もらう」(漢字:貰う)は他者から何かをもらう、受け取る意味の動詞で、話者が受け取り手の場合に使います。例文では「先生から本をもらいました」となります。

なぜこの答え?

「もらう」は「受け取る」側の動詞で、話者が何かを受け取ったことを表します。これに対し「あげる」は話者が与える側、「くれる」は第三者が話者に与える動作、また「やる」は目下の者や動物に与える時に使います。ベトナム人、インドネシア人学習者は、特に「くれ」と「もらう」の区別や敬語的な使い分けで間違えやすく、教える際にはそれぞれの視点を明確にすることが効果的です。

他の選択肢が違う理由

  • くれ(くれ)=話者に与える。例:かれは わたしに りんごを くれた。彼は私にリンゴをくれた。
  • あげ(あげ)=話者が与える。例:わたしは ともだちに プレゼントを あげました。私は友達にプレゼントをあげました。
  • やり(やり)=目下や動物に与える。例:こどもに おかしを やる。子供にお菓子をやる。

例文

  1. わたしは かぞくに てがみを もらいました。
    (わたしは かぞくに てがみを もらいました。)
    私は家族に手紙をもらいました。
  2. ともだちに プレゼントを あげました。
    (ともだちに プレゼントを あげました。)
    友達にプレゼントをあげました。
  3. せんせいが わたしに アドバイスを くれました。
    (せんせいが わたしに アドバイスを くれました。)
    先生が私にアドバイスをくれました。
  4. いぬに えさを やります。
    (いぬに えさを やります。)
    犬に餌をやります。

会話例

A: せんせいに ほんを もらいましたか?
(せんせいに ほんを もらいましたか?)
B: はい、もらいました。とても うれしいです。
(はい、もらいました。とても うれしいです。)
A: いいですね。だれに あげましたか?
(いいですね。だれに あげましたか?)
B: いいえ、まだ あげていません。
(いいえ、まだ あげていません。)

使う場面

  • 職場で上司や同僚から書類や指示を「もらう」時。
  • 日常会話で家族や友人から物や助けを受けた話をするとき。
  • 敬語を使った場面で、謙譲語や丁寧語と組み合わせて使うことが多い。
  • 日本語能力試験N4レベルの基本表現として必須。
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