
「ゆめを かなえる _、まいにち どりょくして いる。」という文で使われる「べく」は、目標や目的を表す文法表現です。N1レベルの難しい表現ですが、正しい使い方を覚えることで、実際の仕事や日常会話で説得力のある日本語が話せるようになります。
問題
ゆめを かなえる _、まいにち どりょくして いる。
問題:「ゆめを かなえる _、まいにち どりょくして いる。」の空欄に入る最も適切な言葉は何でしょうか?仕事や日常生活で目的を明確に伝えるために重要な表現です。
- ばかり
- べし
- べく
- べき
正解
答えは「べく」です。読みは「べく」、意味は「~するために」や「~する目的で」です。漢字は「為く」と書きますが、現代では平仮名で使うことが多いです。文章的・硬い表現で、特に書き言葉や改まった話し言葉に使われます。
なぜこの答え?
「べく」は目的を表す副詞的な用法で、「~するために」と同じ働きをします。ただし、「べく」は少し硬い表現で、文語的な響きが強いです。ビジネス文書やニュース記事、スピーチなどでよく使われます。動詞連用形に接続して使い、「夢を叶えるべく」などの形で、「~するために頑張っている」という強い意志や目的を示します。ベトナム語やインドネシア語話者の学習者は、「べき」や「べし」と混同しやすいので注意が必要です。
他の選択肢が違う理由
- ばかり(ばかり):「だけ」「ほとんど」を意味し、目的を表しません。例:仕事ばかりで疲れた。 (しごとばかりでつかれた)「仕事ばかりだと疲れますね」
- べし(べし):「~すべきだ」と義務・推量を表す古い表現。口語ではほとんど使いません。例:やるべし! (やるべし)「絶対にやるべきだ!」
- べき(べき):「~した方がよい」「~すべきだ」という義務や忠告を表す現代的表現。例:約束は守るべきだ。 (やくそくはまもるべきだ)「約束は守るべきです」
例文
- 夢を叶えるべく、毎日早起きして勉強しています。(ゆめをかなえるべく、まいにちはやおきしてべんきょうしています)夢を実現するために毎日がんばっています。
- 新しい技術を習得すべく、研修に参加しました。(あたらしいぎじゅつをしゅうとくすべく、けんしゅうにさんかしました)技術取得のために研修を受けました。
- 健康を保つべく、毎朝ジョギングをしています。(けんこうをたもつべく、まいあさジョギングをしています)健康維持の目的で走っています。
- 会社の業績を向上させるべく、社員全員が努力しています。(かいしゃのぎょうせきをこうじょうさせるべく、しゃいんぜんいんがどりょくしています)業績アップのため全員が努力中です。
会話例
A: 新しいプロジェクトに向けて、どんな準備をしていますか? — What preparations are you making for the new project?
B: 夢を実現すべく、一生懸命勉強しています。 — I am studying hard to realize my dream.
A: 「べく」はどういう意味ですか? — What does “べく” mean?
B: 目的を表していて、「ために」より少し堅い言い方です。 — It shows purpose and is a bit more formal than “ために”.
使う場面
- ビジネス文書や報告書で、目的や方針を述べるときに使われる。
- ニュース記事やスピーチなど改まった文脈でよく見られる。
- 個人の意思や強い目的を示す際、決意や努力を強調する表現として。
- 口語よりも文語的・書き言葉に多い。会話ではあまり使わない。