
「読みかけ」「食べかけ」などの「かけ」は、動詞の連用形に続いて『途中である』『未完成である』ことを表します。実習生や特定技能の学習者が間違いやすいポイントも多いです。この記事では、その意味と正しい使い方、職場や日常生活での具体例を紹介します。
問題
テーブルの うえに よみ _ の ほんが あります。
問題:テーブルの上に読み_の本があります。の空欄に入る言葉は何でしょうか?不完全な状態を表す「かけ」の使い方は日本語学習者にとって非常に重要です。
- きり
- はじめ
- おわり
- かけ
正解
正解は4の「かけ」です。読みかけ(よみかけ)は「読む」の連用形「読み」に「かけ」がついて、「読み途中の」「まだ読み終わっていない」という意味を持ちます。漢字は通常使わず、ひらがなで表記します。
なぜこの答え?
「かけ」は動詞の連用形+「かけ」で、動作や状態が途中であることを示します。例えば、「読みかけの本」は「まだ全部読んでいない本」、「食べかけのご飯」は「まだ食べ終わっていないご飯」です。ベトナム語やインドネシア語の学習者は「かけ」と似た形の語に悩みやすいですが、文脈で「途中である」意味だと覚えると理解しやすくなります。
他の選択肢が違う理由
- 1. きり(切り)は「完了」や「全部」の意味があります。例文:本を読み切りました。(ほんをよみきりました。)本を全部読み終わりました。 (私は本を全部読みました。)
- 2. はじめ(始め)は「開始」や「初めて」の意味。例文:仕事のはじめは大変です。(しごとのはじめはたいへんです。)仕事の最初の部分は難しいです。
- 3. おわり(終わり)は「終了」の意味。例文:飲み会の終わりに挨拶します。(のみかいのおわりにあいさつします。)飲み会の最後にあいさつをします。
例文
- 読みかけの本をバックに入れました。 (よみかけのほんをばっくにいれました。) 読み途中の本をかばんに入れました。
- 食べかけのパンは冷蔵庫に入れてください。 (たべかけのぱんはれいぞうこにいれてください。) 食べ途中のパンは冷蔵庫に入れましょう。
- 書きかけの手紙を机に置きました。 (かきかけのてがみをつくえにおきました。) 書き途中の手紙を机に置きました。
- 話しかけたけど返事がありませんでした。 (はなしかけたけどへんじがありませんでした。) 話し始めたが返事がありませんでした。
会話例
A: テーブルの上に何かありますか? — テーブルのうえになにかありますか? — Bàn trên có gì không?
B: はい、読みかけの本があります。 (はい、よみかけのほんがあります。) — Có, có một cuốn sách đang đọc dở.
A: 読みかけの本はどんな本ですか? (よみかけのほんはどんなほんですか?) — Cuốn sách đang đọc dở là loại sách gì?
B: 趣味の漫画です。休み時間によく読みます。 (しゅみのまんがです。やすみじかんによくよみます。) — Là truyện tranh yêu thích của tôi. Tôi thường đọc lúc nghỉ giải lao.
使う場面
- 職場や休憩時間に「読みかけの本」「書きかけのメモ」として物の状態を伝えるとき。
- 食堂やキッチンで「食べかけのご飯」として未食の料理を指す場合。
- 仕事中に途中のタスクや作業の状況を説明するとき。
- 日常会話で「話しかける」(話を始める)という表現でも使われる。