たべさせるの使い方と誤りやすいポイント|JLPT N4文法解説

たべさせるの使い方と誤りやすいポイント|JLPT N4文法解説

「たべさせる」はJLPT N4で習う使役動詞です。ベトナム人やインドネシア人学習者が間違えやすいポイントが多いので、本文では正しい使い方だけでなく、よくある誤用例や指導法も紹介します。職場や日常会話で便利な表現です。

問題

ははは こどもに やさいを _ ました。

問題:「ははは こどもに やさいを _ ました。」に入る適切な言葉は何でしょう?使役「させる」形を理解することは、他者に行動を促す時に必須です。

  1. たべられ
  2. たべさせ
  3. たべ
  4. たべて

正解

2. たべさせ(食べさせる)=誰かに「食べる」行為をさせる、つまり「食べさせる」

なぜこの答え?

「たべさせる」は動詞「たべる」の使役形で、「人に食べるようにさせる」意味です。例えば母親が子供に野菜を食べるように言う・促す場合に使われます。日本語の使役は動詞語幹+「させる」で作り、この構造は他動詞的に使われるため、対象(子ども)に「に」を付け、行動の対象(やさい)は「を」を用います。この文の形は日本人の子供の躾や指導場面でとてもよく聞きます。

他の選択肢が違う理由

  • 1. たべられ(食べられ):可能の受け身形。例文:このケーキはおいしくてたべられます。(このケーキはおいしくてたべられます。)=このケーキは美味しくて食べることができます。
  • 3. たべ(食べ):連用形。例文:野菜をたべてください。(やさいをたべてください。)=野菜を食べてください。
  • 4. たべて(食べて):「て形」で命令や接続に使う。例文:今、たべています。(いま、たべています。)=今食べています。

例文

  1. 母は子どもに野菜をたべさせました。(はははこどもにやさいをたべさせました。)- 母親は子供に野菜を食べさせました。
  2. 先生は学生に漢字を書かせました。(せんせいはがくせいにかんじをかかせました。)- 先生は学生に漢字を書かせました。
  3. 会社は社員に新しいパソコンを使わせます。(かいしゃはしゃいんにあたらしいパソコンをつかわせます。)- 会社は社員に新しいパソコンを使わせます。
  4. 親は子どもに早く寝させました。(おやはこどもにはやくねさせました。)- 親は子どもに早く寝させました。

会話例

A: 昨日、お母さんは何をしましたか? — 昨日、お母さんは何をしましたか?
B: 子どもに野菜をたべさせました。 — 子どもに野菜をたべさせました。
A: 子どもは野菜をたべましたか? — 子どもは野菜をたべましたか?
B: はい、少したべました。 — はい、少したべました。
A: いいですね。野菜をたべさせるのは大事です。 — いいですね。野菜をたべさせるのは大事です。
B: そうですね。健康のためです。 — そうですね。健康のためです。

使う場面

  • 子どもの食事を促す時に「たべさせる」を使う。
  • 職場で上司が部下に仕事をさせる説明として類似の使役表現を見る。
  • 日常会話で人に何かを強制的あるいは許可して行動させる際に使われる。
  • 看護や保育現場で対象者に行動を促すための基本表現として重要。
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