
JLPT N1レベルの語彙「抑制」は、医療や技術、経済などの分野でよく使われる難しい言葉です。ベトナム人やインドネシア人学習者がまちがえやすい読み方や使い方を理解し、適切に教えられることはとても大切です。この記事では、そのポイントを詳しく解説します。
問題
「抑制」 = ?
「抑制」という言葉の正しい読み方は何でしょうか?これは職場やニュースでしばしば出てくる重要な単語です。
- よくせい
- よくせいう
- よぐせい
- よくせ
正解
正解は「よくせい」です。漢字は「抑制」。読みはよくせい(yokusei)、意味は「おさえる、コントロールする」です。
なぜこの答え?
「抑制」は「抑(おさ)える」と「制(コントロール)」の漢字から成り、文字通り物事を強く制御し、一定の範囲内に保つ意味を持ちます。学習者は「よくせいう」や「よぐせい」といった誤った読みをすることがありますが、辞書やニュースでの正しい読みは「よくせい」です。職場で「温度の抑制」「感染拡大の抑制」など、制御や制限を表す際に使われるため、理解と発音の指導が重要です。
他の選択肢が違う理由
- よくせいう(yokuseiu):存在しない読み方で誤り。例:彼はよくせいうと言ったが間違いです。 (かれはよくせいうといったがまちがいです。 He said ‘yokuseiu’ but that is wrong.)
- よぐせい(yokusei):聞き取りやすいが誤りの読み。例:この機械のよぐせいが不安定です。 (このきかいのよぐせいがふあんていです。 ‘よぐせい’ in this sentence is wrong.)
- よくせ(yokuse):部分的な読みで不適切。例:抑せは重要です。 (よくせはじゅうようです。’よくせ’は言いません。)
例文
- 工場では温度の抑制が重要です。 (こうじょうではおんどのよくせいがじゅうようです。 Controlling the temperature at the factory is important.)
- 病気の拡大を抑制するために努力しています。 (びょうきのかくだいをよくせいするためにどりょくしています。We are working to suppress the spread of the disease.)
- 騒音の抑制が求められています。 (そうおんのよくせいがもとめられています。 Noise control is required.)
- 政策で物価の抑制を目指しています。 (せいさくでぶっかのよくせいをめざしています。 Policy aims to keep prices under control.)
会話例
田中:工場の騒音がひどいですね。 — たなか:こうじょうのそうおんがひどいですね。 The noise at the factory is terrible.
鈴木:そうですね。騒音の抑制が必要です。 — すずき:そうですね。そうおんのよくせいがひつようです。 That’s right. Noise control is necessary.
田中:どんな方法が使われていますか? — たなか:どんなほうほうがつかわれていますか? What methods are being used?
鈴木:防音壁の設置や作業時間の制限です。 — すずき:ぼうおんへきのせっちやさぎょうじかんのせいげんです。 Installing soundproof walls and limiting work hours.
使う場面
- 職場の品質管理で温度や騒音の抑制について話すとき。
- 保健・医療分野で感染症の拡大防止の文脈。
- 経済ニュースや報告で価格やインフレの抑制について触れる場面。
- 上司や同僚との会話で「抑制」の正しい意味や使い方を説明する必要があるとき。