
「れんらくがきしだい、すぐむかいます。」のような文で使われる「しだい」は、JLPT N2レベルの重要表現です。実習生の方にもよく使う、しかし使い方を間違えることもある言葉なので、丁寧に意味や用法をまとめました。
問題
れんらくが き _、すぐ むかいます。
問題:文「れんらくが き _、すぐ むかいます。」の空欄に入るのはどれ?日常や職場で「〜しだい」は状況が変わるタイミングを表すので理解が大切です。
- とたん
- ばかり
- うちに
- しだい
正解
しだい(次第): 「〜しだい」は「〜したらすぐに」という意味を持ち、ある動作が終わったらすぐに別の行動が起きることを示します。
なぜこの答え?
「しだい」は漢字の通り「次(つぎ)」のことで、順番や状態の変化を強調しています。ベトナム語やインドネシア語には直接対応する表現がないため、実習生は「とたん」や「ばかり」と混同しやすいです。特に「とたん」は「突然の変化」を強調し、「ばかり」は「直前の状態」を表すため違います。職場では、報告や連絡をするときに「〜しだい」使うことでより自然で丁寧な印象を与えます。
他の選択肢が違う理由
- とたん(途端): 「ドアを開けたとたん、猫が出てきた。」(どあをあけたとたん、ねこがでてきた。)突然何かが起こるときに使います。
- ばかり: 「食べたばかりなので、お腹がいっぱいです。」(たべたばかりなので、おなかがいっぱいです。)直前に終わったことを表しますが、次の行動の即時性は示しません。
- うちに: 「雨が降らないうちに帰りましょう。」(あめがふらないうちにかえりましょう。)ある状態が続いている間や〜前にという意味です。
例文
- 連絡が来しだい、すぐ迎えに行きます。 (れんらくがきしだい、すぐむかえにいきます。) 連絡が入ったらすぐに行きます。
- 仕事が終了しだい、電話してください。 (しごとがしゅうりょうしだい、でんわしてください。) 仕事が終わったら電話してください。
- 安全確認しだい、作業を開始します。 (あんぜんかくにんしだい、さぎょうをかいしします。) 安全が確認できたら作業を始めます。
- 雨がやみしだい、出発しましょう。 (あめがやみしだい、しゅっぱつしましょう。) 雨が止んだら出発しましょう。
会話例
A: 連絡が来ましたか? — れんらくがきましたか? — Liên lạc đến chưa?
B: はい、来しだいすぐ向かいます。 — はい、きしだいすぐむかいます。 — Vâng, ngay khi nhận được tôi sẽ đến ngay.
A: わかりました。気をつけてください。 — わかりました。きをつけてください。 — Hiểu rồi. Hãy cẩn thận nhé.
B: ありがとうございます。 — ありがとうございます。 — Cảm ơn bạn.
使う場面
- 職場での報告・連絡で使う。「〜しだいで対応します」「〜しだい、ご連絡します」
- 公式な場面やメールでもよく使われ、丁寧な印象を与える。
- 上司や同僚との会話で、作業の進捗や次の行動を説明するときに役立つ。
- 日常会話でも、「雨がやみしだい出発する」など自然な使い方ができる。