
「つもり」は日本語学習者が未来の意図や予定を表すときに使う大切な表現です。しかし、似た言葉と混同したり、ニュアンスを間違えることがあります。特にベトナム人やインドネシア人の学習者は違う単語と混同しがちなので、丁寧に教えるポイントをまとめました。
問題
らいねん にほんで はたらく _ です。
問題:文「らいねん にほんで はたらく _ です。」の空白に入る最適な言葉はどれか?職場などで予定や意図を伝える際に必須の表現です。
- つもり
- そう
- ところ
- こと
正解
1. つもり(tsumori)- 意味:意図・予定を表す。通常はひらがなで書き、場合によっては『思い』の漢字を使うこともあります。動詞の基本形と一緒に使い、話し手の意思や計画を表現します。
なぜこの答え?
「つもり」は話者の『〇〇するつもりだ』=『〇〇する計画/意図がある』という意味を持ちます。動詞の辞書形に直接接続し、『未来の予定や決心』を表すのが特徴です。学習者は『こと』『ところ』『そう』との違いがわかりにくく、意味を混同することが多いですが、それらは場所や状態、推量を表す単語です。職場や日常会話で未来の意図を伝えるときに、正確に使うことが重要です。
他の選択肢が違う理由
- そう(sou)- 意味:~のようだ、~そうだ(推量)例文:雨が降りそうです。(あめがふりそうです。)=雨が降ると思います。
- ところ(tokoro)- 意味:場所や時、状況を示す。例文:今、食べるところです。(いま、たべるところです。)=食事を始める直前です。
- こと(koto)- 意味:事柄や動作を名詞化する。例文:日本語を勉強することが大切です。(にほんごをべんきょうすることがたいせつです。)=勉強する行為の重要性を示す。
例文
- 来年、日本で働くつもりです。(らいねん、にほんではたらくつもりです。)=来年は日本での仕事を予定しています。
- 明日、休むつもりです。(あした、やすむつもりです。)=明日は休む計画です。
- 車を買うつもりがあります。(くるまをかうつもりがあります。)=車を購入する意志があります。
- 日本語をもっと勉強するつもりです。(にほんごをもっとべんきょうするつもりです。)=日本語学習を続けるつもりです。
会話例
A: 来年、日本で働くつもりですか?(らいねん、にほんではたらくつもりですか?)—来年、日本で働く予定ですか?
B: はい、そうです。頑張ります。(はい、そうです。がんばります。)—はい、そのつもりです。努力します。
A: どんな仕事を探すつもりですか?(どんなしごとをさがすつもりですか?)—どんな仕事をする予定ですか?
B: 工場で働くつもりです。(こうじょうではたらくつもりです。)—工場で働く計画です。
A: 素晴らしいです。応援しています。(すばらしいです。おうえんしています。)—素敵な目標です。応援しています。
使う場面
- 仕事の面接や打ち合わせ時、自分の意図や計画を伝えるとき。
- 日常会話で将来の行動予定を話すとき。
- 学習者が自分の学習目標を説明する際に用いる。
- 職場での報告書や日記、メモで今後の予定を記録するとき。