
『厳格』は日本語能力試験N1レベルの重要語彙で、仕事や規則、態度などの厳しさを表します。技能実習生が間違えやすい読み方や使い方を整理して、職場で実際に使える例文も交えながら丁寧に解説します。
問題
「厳格」 = ?
『厳格』の読み方は何でしょうか? 職場や規則の厳しさを表す言葉で、正しく使いこなすことが大切です。
- けんかく
- げんかくう
- げんかく
- げんがく
正解
正解は3の『げんかく』です。漢字は『厳格』で、意味は「きびしく厳しいさま」「厳密であること」を指します。
なぜこの答え?
『厳格』は『厳(げん)』と『格(かく)』から成り立つ複合語です。『厳』は「きびしい、厳重な」意味で、『格』は「様式、規則」などを示しています。二つを合わせて「規則や態度などが非常に厳しく・正確であること」を意味します。ベトナム人・インドネシア人学習者は発音で『けんかく』や『げんがく』と誤読することがよくありますが、正しくは『げんかく』です。読み方の定着には単語を何度も聞く練習や、職場での規則説明時に積極的に確認することが効果的です。
他の選択肢が違う理由
- 1. けんかく(kenkaku):誤読。例文:けんかくの規則がありません。(不自然なので誤り)
- 2. げんかくう(genkakuu):存在しない読み方。例文:げんかくうな態度は良くない。(誤り)
- 4. げんがく(gengaku):意味が異なる別語。例文:大学で歴史の厳学を学ぶ。(『厳学』は別の単語)
例文
- 会社は厳格なルールを守らなければならない。(かいしゃはげんかくなるーるをまもらなければならない。) 会社は厳しい規則を守る必要がある。
- 上司は厳格な性格で知られている。(じょうしはげんかくなせいかくでしられている。) 上司は厳しい性格として有名だ。
- 工場では安全管理が厳格に行われている。(こうじょうではあんぜんかんりがげんかくにおこなわれている。) 工場で安全管理は非常に厳密に行われている。
- 厳格な時間管理が必要な仕事だ。(げんかくなじかんかんりがひつようなしごとだ。) 時間を守ることがとても重要な仕事である。
会話例
A: 最近、会社の規則が厳格になりましたね。(さいきん、かいしゃのきそくがげんかくになりましたね。) 最近、会社の規則がより厳しくなりましたね。
B: はい、遅刻したらすぐ注意されますよ。(はい、ちこくしたらすぐちゅういされますよ。) はい、遅刻するとすぐに注意されます。
A: 私たちも厳格に仕事しないといけませんね。(わたしたちもげんかくにしごとしないといけませんね。) 私たちも厳しい態度で仕事をしなければなりませんね。
B: そうですね、安全面も厳格に守っていますから。(そうですね、あんぜんめんもげんかくにまもっていますから。) そうですね、安全面も厳しく管理していますから。
使う場面
- 職場のルールや規則が厳しいことを説明するとき。
- 上司や先輩が厳しい態度を示す状況。
- 安全管理や品質管理の徹底を表す場合。
- 時間やマナーをしっかり守らなければならない場面。