「しまつ」の意味と使い方:やくそくをやぶり、れんらくもしないしまつだ(JLPT N1)

「しまつ」の意味と使い方:やくそくをやぶり、れんらくもしないしまつだ(JLPT N1)

実習生や特定技能者の方が日本語の上級レベルでつまずきやすい言葉の1つが「しまつ」です。意味が「結末」や「結果」ですが、悪い意味合いで使うことが多く、間違いやすいです。この記事では、「やくそくをやぶり、れんらくもしないしまつだ」という例文を中心に、「しまつ」の意味、使い方、似た表現との違いをわかりやすく解説します。

問題

やくそくを やぶり、れんらくも しない _ だ。

問題:「やくそくをやぶり、れんらくもしない_だ。」の空欄に入るのはどれか?この問題は、「しまつ」の意味と使い方の理解が問われている。職場でよくある「良くない結果」を表現するため、正確な理解が必要だ。

  1. しまつ
  2. ばかり
  3. ところ
  4. あげく

正解

正解はしまつ(始末)で、「物事の結末や結果」を意味し、とくに好ましくない結果を示す。

なぜこの答え?

「しまつ」は「始め」(始)から「末」(末)まで、つまり物事の始まりから終わりに至る過程や結果を表す言葉です。多くの場合、悪い結果や面倒な状態を指すことが多いです。職場での報告や会話で、問題点やトラブルの結末を表現するときに使われます。ベトナム人やインドネシア人の学習者は、似た「ばかり」「ところ」「あげく」と混同することが多いですが、特に「ばかり」は「だけ」「ばかりいる」などの限定・反復に使われ、「しまつ」とは意味が異なります。

他の選択肢が違う理由

  • ばかり(ばかり) – 「~だけ」「たった今」の意味。
    例:ケーキを食べたばかりです。(けーきをたべたばかりです。)- たった今ケーキを食べました。
  • ところ(ところ) – 場所や時間を示す。
    例:ご飯を食べているところです。(ごはんをたべているところです。)- 今ちょうど食事中です。
  • あげく(あげく) – 長い時間の後に悪い結末が起きることを示す。
    例:調べたあげく、わからなかった。(しらべたあげく、わからなかった。)- 調べたけれど結局わかりませんでした。

例文

  1. 約束を守らないしまつ、信用をなくす。
    (やくそくをまもらないしまつ、しんようをなくす。)
    Lời hứa không được giữ dẫn đến mất đi sự tin tưởng.
  2. 彼は仕事を途中で辞めたしまつ、会社に迷惑をかけた。
    (かれはしごとをとちゅうでやめたしまつ、かいしゃにめいわくをかけた。)
    Anh ấy bỏ việc giữa chừng, kết quả gây phiền phức cho công ty.
  3. 連絡をせずに来なかったしまつ、注意された。
    (れんらくをせずにこなかったしまつ、ちゅういされた。)
    Không liên lạc mà không đến, kết quả bị nhắc nhở.
  4. 時間を守らないしまつ、信頼を失う。
    (じかんをまもらないしまつ、しんらいをうしなう。)
    Không đúng giờ dẫn tới mất lòng tin.

会話例

A: 昨日、田中さんは約束を守った? — Hôm qua anh Tanaka có giữ lời hứa không?
B: いや、約束を破り、連絡もしないしまつだよ。 — Không, anh ấy thất hứa và không liên lạc gì cả.
A: それは困るね。 — Việc đó thật khó xử.
B: うん、みんなでどう対応するか話している。 — Ừ, mọi người đang bàn cách đối phó.

使う場面

  • 会話や報告で、問題やトラブルの悪い結末を伝える時。
  • 職場で何か物事がうまくいかず、その結果として困った状態になる場合。
  • 文章で、事態の終わりや結果をまとめて説明する場合。
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