
「にもとづい」は JLPT N2レベルの表現で、「基づく」という動詞の連用形です。実習生が仕事現場や日常会話でよく使うので、この言葉の意味や使い方を正しく理解してほしいです。特に「じじつにもとづいて、はんだんする」のように、『事実』や『データ』を根拠に意思決定を表現するときに重要な語句です。
問題
じじつ _ て、はんだんする。
問題文「じじつ _ て、はんだんする。」の空欄に入る正しい言葉は何か?仕事で事実に基づいた判断をする表現として、適切な言葉を見つけることが大事です。
- によっ
- にくらべ
- にもとづい
- にそっ
正解
正解は「にもとづい」(にもとづいて)=「基づく」です。
なぜこの答え?
「基づく」は、何かを土台や根拠にして動作や判断が行われることを意味します。ここでは「事実(じじつ)」に基づいて判断すると言いたいので、この言葉が一番適切です。漢字の「基」は『土台』『もと』という意味を持ち、ものごとの根本を示しています。実習生は「によっ」や「にそっ」と間違いやすいですが、「にもとづい」は理由や根拠を明確に伝える重要な表現なので、正しく覚えましょう。
他の選択肢が違う理由
- によっ(によって):原因や手段を示すが、「事実」に基づく意味とは少し異なる。例:「電車によって行きます」=電車で行く。
- にくらべ(に比べて):比較を表すが、根拠を示す表現ではない。例:「昨日と比べて寒い」=昨日より寒い。
- にそっ(に沿って):計画などに従うことを表すが、事実に基づく意味とは違う。例:「計画に沿って進める」=計画通りに進める。
例文
- 事実にもとづいて診察する。 (じじつにもとづいてしんさつする。) 事実を根拠に診察を行う。
- 研究問題にもとづいて結果を出す。 (けんきゅうもんだいにもとづいてけっかをだす。) 研究テーマを土台に結果を出す。
- 終了情報にもとづいて材料を注文する。 (しゅうりょうじょうほうにもとづいてざいりょうをちゅうもんする。) 終了した状況をもとに材料を発注する。
- 環境法にもとづいてリサイクルを進める。 (かんきょうほうにもとづいてリサイクルをすすめる。) 環境法を根拠にリサイクル活動を推進する。
会話例
A: 仕事で判断するとき、何に気をつけますか? — 仕事で判断するとき、何に気をつけますか? B: 事実にもとづいて判断します。 — 事実に基づいて判断します。 A: わかりました。例えばどんな事実? — わかりました。例えばどんな事実? B: 故障情報や製品の状態など、色々なことです。 — 故障情報や製品の状態など、色々なことです。
使う場面
- 機械の故障時、実際の状態に基づいて修理方針を決める。
- 作業報告をデータや現場の事実からまとめる。
- 法律や規定に基づいて職場での対応を行う。
- プレゼンテーションで正確な情報や根拠を示すために使う。